医療法人スカンジナビア会 クリニックささもと歯科
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口腔ケアとは、口の中を清潔に保つことで、口腔内だけでなく体全体の健康を保つケアのことをいいます。
口腔機能が低下すると、「噛んで味わい飲み込む」といった動作をスムーズに行えなくなるため、十分な栄養をとることができなくなります。栄養不足の状態が続くと運動機能低下や認知症の進行、摂食障害につながる可能性があります。口腔ケアは、歯磨きや口腔内清掃で歯周病などを予防するだけではなく、摂食トレーニングや誤嚥性肺炎の予防といった高齢者の機能回復につながります。
口腔内が清掃不良な状態では唾液が出にくくなり口腔内が乾燥します。清潔にすることにより唾液の分泌が促進され、さらに歯ブラシなどで唾液腺を刺激することで、唾液腺の働きを活発にし、意図的に分泌量が増えます。唾液量を増やすことは、粘膜保護やむし歯、歯周病予防につながりとても重要です。
口腔内にいる細菌は、呼吸器感染症を引きおこす菌など、全身疾患の原因となる菌も存在します。口腔内が不潔なままだと菌の温床となり、感染症や肺炎にかかりやすくなってしまいます。
口を開けたり閉じたりという食べる行為は、酸素を送ったりと脳に刺激を与えるため、認知症を予防するといわれています。
口腔内が不潔の状態で誤嚥すると、唾液や食べ物などと一緒に細菌まで気管に入り込んでしまい肺炎を引き起こします。口腔内が清潔であれば予防することができます。因みに、日本人死亡原因の第3位は肺炎です。90歳以上になると2位にあがります。
高齢者は、「話す」「噛む・飲み込む」「呼吸」「表情」といった口腔機能全般が低下しやすい傾向にあります。口腔機能が低下すると低栄養、免疫力低下、摂食障害につながります。口腔ケアや間接機能訓練を通して口腔機能を回復・改善すれば、体全体の健康回復が期待できます。
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